時を遡る...
VO5
時を遡る...
<リノベーション>
建築されて約半世紀を経過したマンション「秀和東陽町レジデンス」。
秀和シリーズならではのこだわりが散りばめられたマンションの1室をこの度リノベーションすることになりました。
「流行りのものを取り入れる」
「新しいものを揃えてきれいに設える」
のではなく、流行に流されることのない、その時代の”良さ”を思い描いて、それを「かたち」にし表現致しました。
こちらのお部屋にミッドセンチュリーの家具を集めて合わせることで、空間が一気にその時代に遡ります。
「VO.6 ザ・ミッドセンチュリー」
「秀和東陽町レジデンス3階」
STORY
ストーリー
2023.8.8
VO.13
サービスルーム
サービスルームのご紹介です。
雰囲気のある室内窓とヴィンテージ照明。
これがあるとないとでまったく違う空間になります。
また、床をフローリングにして温かみのある落ち着いた空間となっております。
室内窓上部は開閉することができ、空気の入れ替えに便利です。
室内窓から見えるリビング、また、リビングから見る室内窓と照明のコントラストがまた空間をより良くしております。
そして、こちらのお部屋にはウォークインクローゼットがあります。
左側のハンガーパイプは可動することができ、また必要であればハンガーパイプの本数を増やすことができます。
丈の短い洋服であれば調整して2列使いなんてことも可能です。
こちらのお部屋は、ベッドを置いていただくことを想定して作っているお部屋ですが、ベッドを他の場所にしてここをSOHOとしての利用も考えることができます。
また、ベッドが小さめであればベッド+SOHOもありです。
窓際に机を置いてそこから眺める風景も良さそうですね。
2023.8.3
VO.12
玄関・廊下
共用廊下から黒い玄関ドアを開けてお部屋に入るとヴィンテージ照明と大きなガラスが目に入る空間が広がります。
ガラスに写る天井の照明が奥行を感じさせ、キッチンパントリーに灯るぼんやりとした明かりが玄関空間を引き立てます。
さらに真っ白い空間の土間に敷いてある磁器タイルがスパイスとなって上品な空間を演出しております。
下駄箱は一部可動棚となっており、靴の大きさによって移動でき、また、下部を開けてトランク等大きなものを置くこともできます。
また、コンセント付きにしておりますので、電動自転車のバッテリー等充電スペースとしてもご利用できます。
次に廊下に移動します。
廊下には可動棚付きの物置を設置しました。
こちらもコンセントを付けましたので、掃除機等の充電にも便利ではないでしょうか。
最後にアクセントのLDKに繋がるブラックの扉。
エモさを感じるチェッカーガラスと光沢のあるステンレスの取っ手。
シンプルにかっこいいです。
廊下の扉を開けるとLDKが広がります。
廊下のフローリングとLDKのタイルの切り返し部分のコントラストが絶妙です。
今回の事業で、特に気を付けた部分の一つである玄関。
趣ある外観と室内をつなげる大事な入口部分の玄関をできるかぎり調和するよう、なるべく違和感のないように致しました。
外から室内へ連動するように入っていくことを意識して仕上げております。
2023.7.18
VO.11
洗面所・バス・トイレ
まず洗面所。
レトロな雰囲気のボーダータイルと真っ白い洗面台が目に入る洗面所。
キッチンの薄いグレーの目地と比べ、こちらは濃いグレーの目地で、キリっとしたよりモダンな表情をしております。
鏡は開くと収納できるスペースがあります。
洗面台の水栓はシャワー機能付き。
洗面台の背後には可動棚を設置。
洗面所やお風呂で使用する物やストック等を置ける便利なスペースです。
また、洗濯パンの上にステンレスのパイプシェルフなどを壁に取り付けると、ホテルのバスルームような雰囲気が出て、かつ、使い勝手も良くなりオススメです。
続いてお風呂。
モルタル柄に囲まれた壁は雰囲気があります。
追焚と浴室換気乾燥機付き。鏡の上の照明もレトロでかわいらしいです。
最後にトイレ。
床タイル、壁、トイレの白でまとめられた空間に、ステンレスのクラシカルなトイレットペーパーホルダーとタオルリングがアクセントとなってモダンな雰囲気を演出。
清潔感のある雰囲気のトイレです。
洗面所とバスとトイレは、グレーや白などモノトーンを基調としたシンプルな空間に致しました。
シンプルな中にも、ステンレスやタイルなど素材感や時代を感じるものをチョイスし綺麗にまとめました。
2023.7.6
VO.10
K(キッチン)
次はキッチン。
キッチンは使いやすさを優先しました。
機能的で使いやすい「食洗器&浄水器一体型タッチレス水栓」完備の3口ガスコンログリル付キッチン。
キッチン天板とL字のカウンターには人工大理石、そしてコンロ横の壁には白いスクエアタイルを設置。
さらにダイニングスペースの壁から続いている天然木パネルも効いてます。
人工大理石+スクエアタイル+天然木パネルが合わさり雰囲気◎です。
さらにキッチンから奥に進んでいくと冷蔵庫置場、そしてパントリースペースがあります。
カップボードは家電を置くスペース、ゴミを置くスペース等充実しております。
カウンター下部のスライドテーブルがあるスペース内には家電蒸気排出ユニット完備。
さらにカップボードの後ろにある可動棚もさまざまな使い方ができ便利な空間です。
また、ガラスの向こう側は玄関スペースとなっております。
ぼんやりキッチンからは玄関の明かりが、玄関からはキッチンの明かりが見えます。
抜け感と空間の明るさを求めてここにガラスを設置しました。
誰かが帰ってきたときに玄関の方に明かりがついたり、自分が帰ってきたときにキッチン側が明るいと、ガラスを通じて人の動きが分かってなんか良いですよね。
2023.7.1
VO.9
LD(リビングダイニング)
内装がほぼほぼ完成し、ようやく室内をお見せすることができるようになりました。
今回LDを中心に少しですが写真を撮ってまいりました。
まずLDKの部屋に入ると目に入る天然木パネルと角にある乱張りの壁。
レトロな両者の雰囲気が絶妙に合わさり、さらにヴィンテージの照明がその時代に引き寄せてくれます。
さらに家具を引き立せたいので、床にはシンプルなタイルを採用しました。
家具が主役となって、空間にあるさまざまな素材や色と一緒に室内を彩ります。
水回りや玄関など徐々にアップしてまいります。
2023.6.28
VO.8
内装
これまで職人の方々の手によって徐々に形になってまいりました。
プロジェクトが始まってから約半年。
携わってくれた皆様に本当に感謝しております。
いよいよ完成が見えてきました。
姿を見るのが楽しみです。
2023.6.15
VO.7
壁の木
工事が進みいよいよ完成に近づいてまいりました。
こちらの室内の壁に貼られた天然木のパネル。
木の部位により表情が異なり、また、塗装ののり方により濃淡ができ、一枚一枚異なった雰囲気となっております。
また、木には曲線があって、光の当たり方によって表情が変わります
さらに、月日と共に経年変化していきますので、一緒に生活して育てていただき、今とはまた違う表情を楽しむことができます。
この木を含め、さまざまな素材が入り混じり、お互い引き立てあって室内空間を彩ります。
2023.5.22
VO.6
コンセプト(その2)
レトロな雰囲気の綺麗なステンドグラスがお出迎えしてくれるこちらのマンション。
エントランス入口にあり、建物内に入るたびに見ては惚れ惚れしております。
建物全体的に心くすぐるデザインのこちらのマンションの1室を現在リノベーションしております。
VO.2の続きのコンセプト「時を遡る」についてですが、単純に約50年前の新築時の室内に戻すということではなく、簡単に言うと、室内をスケルトンにして、できる限りですが新しくその時代の雰囲気を作っていくようなイメージです。
その時代の雰囲気と言っても色々ありますが、今回、この建物の築年よりさらに時代を遡り、1940年~1960年くらいのいわゆる「ミッドセンチュリー(1世紀の中間)」の雰囲気にし、素材感を前面に出し、シンプルかつモダンな感じで仕上げていきます。
部屋の大きさなどで限界があり、100%出したい雰囲気が出るかは分かりませんが、できるだけ表現できたらなと思っております。
2023.4.25
VO.5
壁の位置
壁の位置が見えて、なんとなく各部屋の空間の大きさがわかるようになりました。
これから床、そして天井と進んでまいります。
2023.4.15
VO.4
スケルトン
工事がスタート致しました。
既存にあった室内のものを解体し何もなくなりました。
専有部内にある、壁や天井・床・管等を一新し、新しいお部屋に生まれ変わります。
今しか見れないこの風景。
これはこれで雰囲気があります。
これからどのような空間になるか今から楽しみです。
2023.2.27
VO.3
解体前の室内
前所有者様と約50年の長い月日を過ごした室内。
本当に50年経ったのかなと感じるくらい綺麗で大切に使われているご様子でした。
さらに、回収してしまいますがこんなものも現地にありました。
昔懐かしの黒電話。
まさかここでお目にかかれるとは。。
ここだけを見ると、まるで昔にタイムスリップしたかのようです。
前所有者様と長い月日を過ごし、さまざま歴史が詰まったお部屋。
その想いを今回引き継いで、新たなかたちになりますが、また次へその想いをきちんと届けられればなと思っております。
2023.1.26
VO.2
コンセプト(その1)
今回のプロジェクトは「時を遡る」をコンセプトとし、とあるマンション1室をフルリノベし、かたちにしてまいります。
今回当社にて事業を行うマンションは「1972年築」の約半世紀を経過したマンションとなります。
外観の表情がとても豊かで、部分部分に建築当時から設置されていたであろう柵だったり、外灯、看板等が今もなお残されており、現代で建築されたものではまず見ることができない雰囲気のあるマンションとなっております。
このマンションの1室を改装し、当社が考える「時を遡る」をしようかなと思っております。
現在、絶賛打ち合わせ中です。
どうなるか不安半分、楽しみ半分で進めております(笑)
こちらにて徐々にお知らせしてまいります。
2022.12.22
VO.1
古物商取得
当社にて古物商の登録を致しました。
このプロジェクトで使用する事になるであろう登録となります。
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